夫の得意料理「“手間かけたら旨なるやろ”カレー」
レシピ(6皿の分量)
材料 | 数量 | 備考 |
にんじん | 1本 | |
玉ねぎ | 2玉 | 1つは飴色玉ねぎ用 ※市販の飴色ペーストを使う場合は1個で十分 |
じゃがいも | 2個 | 拳サイズ |
牛肉 | 300g | 我が家はコストコのPrimeビーフを使ってます。 アメリカ産の赤身が多めのやつが煮込むにはおすすめ! |
調味料 | 分量 | 備考 |
カレールー | 1袋 | 最近は辛口のものを使ってます |
ごま油 | 大さじ1 | 飴色玉ねぎを作る際に使います |
ブイヨン | 1個 | |
塩 | 少々 | 肉を炒める時に使います |
マンゴーペースト | 1袋 | 今回は市販品。普段はりんごや、フルーツをペーストにします |
ガラムマサラ | 適量 | 最後に香り付けとして使う |
ターメリック | 適量 | 色味の調整用(ほとんど使わないことが多い) |



ルーは“辛口”にすることでしっかり辛い味にします。
飴色玉ねぎとフルーツのペーストの甘味を加えることで、
甘さの後に辛さのパンチがあるカレーに仕上げます!

特別なことは特にしなくて、
ただ時間をかけて手間暇かけるだけ!

週末の時間がある時にたまに作ってくれるわ
たまに手料理作ってくれると嬉しいわね
作り方
野菜の下処理
野菜は食べやすいサイズにカットしたあと、耐熱ボウルに野菜と少量の水を入れてレンジにかけます。600Wで5分暖めて、温野菜で食べれるくらいまで温めます。
フォークが軽く刺さるくらいが目安です。


市販のカレーレシピ通りの煮込み時間だと、
じゃがいもが煮崩れたり、
逆に生煮えでだったり塩梅が難しいよね。

野菜は火が通りやすく一口サイズにカット
レンジで先に温めることで具材が柔らかく、
ルーの味もしっかり染み込むよ
飴色玉ねぎ作り
味を決めると言っても過言ではない重要な工程。
- (僕の場合は)玉ねぎ1玉をミキサーで細かくペーストにします(図1)
- 中火で水分をしっかり飛ばしながら玉ねぎだけを炒めていきます
- 水分を飛ばしてほんのりキツネ色になるまで炒める(図2)
- ごま油を入れネギトロみたいなまとまり感が出るまでこね回す
- 少しペーストが焦げ始めたら、水を少々入れて鍋底が焦げ付かないように混ぜ続ける(図3)
- 加えた水分が全て蒸発すれば完成!



出来上がった飴色玉ねぎ!


だいたい30分くらいでこの状態になるよ!
手間だけどこの工程があると美味しさUP!
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具材を入れてとろ火で煮込む
- 牛肉は表面に焦げ目がつく程度に別のフライパンで炒めた後、野菜と一緒に鍋へ投入(図1)
- 我が家はこの状態でルーを入れずにじっくりとろ火で2時間ほど煮込みます。


独身時代は“料理は食材を鍋に入れて煮込めばOK”って
思ってたけど、キューピー3分クッキングを見て学びました!
仕上げ
- 煮込み終わった後、フルーツペーストとルーを入れる(図1)
- とろみが出るまで混ぜる(図2)
我が家はストーブの鍋で煮込むのでほとんど水分は抜けないが、蒸気で水分が抜けると、ルーと水の分量がズレて粘度が高くなってしまうので、ルーの量で調整する。 - 最後の調整にガラムマサラをお好みで!(図3)




香りの強いものは最後に入れて調整すべし!
フルーツペーストも香りが立つ食材の一つ。
飴色玉ねぎと一緒に煮込んだ方が良いのでは?って思うけど
自分は最後に入れで混ぜるだけです。
甘い香りとスパイスの刺激的な香りが調和していい感じになるよ!

余談:美味しさ作りの基礎知識
人間が舌で感じることができる感覚はそもそもどんな種類があるのか?
以下基本5味と言われる味覚と2つの痛覚があります。

カレー料理だと上記味はどうやればセット技を決められそうか考えてみた。
味 | 一般的にカレーに入れそうな食材 | 我が家のカレーで入ってるか否か |
甘味 | 飴色玉ねぎ、フルーツ、蜂蜜 | IN |
うま味 | ブイヨン、コンソメ | IN |
塩味 | 塩、醤油 | IN |
酸味 | ウスターソース、生姜 | 今回入れてない。 |
苦味 | コーヒー | 今回入れてない。 |
辛味 | カレールー自体の香辛料で入ってる | IN |
渋み | ??? | 今回入れてない。 |

これらの舌で感じられる感覚を複数組み合わせることで味の相乗効果が生まれる。
要するに、“1個より2個、3個感じられた方がお得よね!”ってことだね

カレーに“コーヒー”とか、“ウスターソース”を
入れると深みが出るってこういうことだったんだね!
余談:ガラムマサラについて
我が家は上記味の要素は今まで知らなかったけど、最後にガラムマサラで味の調えをよく行ってます。
ちなみに、ガラムマサラってそれ自体が香辛料ではなく、
複数の材料が混ざったものって知ってましたか?
SBさんのガラムマサラは以下の原材料のミックスになります。
原材料名 | 主な効果 | 特徴 |
ブラックペッパー | 辛味+ | ピリッとした強い辛味 |
コリアンダー | 香り+ | 柑橘類を思わせるさわやかな香り |
赤唐辛子 | 辛味+ | 刺激的な辛味 |
カルダモン | 香り+ | さわやかな甘みのある香り |
ホワイトペッパー | 辛味+ | ピリッとした辛味 |
クミン | 香り+ | 強い独特な芳香(いわゆるカレーの香り) |
クローブ | 辛味+ | 鋭く舌がしびれるような刺激 |
シナモン | 香り+ | 甘みの中に僅かな辛味がある風味 |

ガラムマサラは主に辛味と香りを調整する万能調味料。
辛さだけ、香料だけを調整したい場合には不向き。
香辛料は奥が深いね!
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